第40期(2022〜2023)
 今期テーマ :  「故きを温ねて 新しきを知る」
 例会テーマ :  「40周年を迎えて」(第3回)
 インスピレーション -Y.W-
 「3倍努力して出すぎた杭になる」「得意なことは人の3倍やる。それだけやれば何かが見えて
 くる」と言ってくれた患者さんがいた。
 「2倍がんばったくらいでは、出る杭は打たれるが、3倍がんばれば、出すぎた杭になり、
 もう、うたれない・独走状態になる」
                 天野 篤  順天堂大学医学部心臓血管外科特任教授                
 
 講 演
 プログラムリーダー

 11月例会出席者集合写真

   プログラム 講演: 力を信じて(30期の会長テーマ) M.K様     PL : -M.M-
PL説明
 今期は、9〜11月と3回の例会を通し、会長テーマ「故きを温ねて新しきを知る」
  を考える目的を持ち、ITC-Jの過去・現在・未来への展望やクラブを超えて組織全体を考える
  為に計画。40周年を迎え創設期の理念・目的・思い、他団体と違う学びや楽しさも知り、品格        
  エレガントな行動・言葉使いを共有したい。  
 講演内容 「力を信じて」
    * 議会法規役員を経験して
(PL) K様はITC-J第35・36・40期の議会法規役員を務められ会長を補佐されました。
       議会法規の役目、会則を学ぶ意味についてお話しください。
(K様) 私が会長時代に「言葉の力を信じて」を心のよりどころとして活動しました。
そして、議会法規役員の時は、会長を励まし支える黒子に徹しました。
     会則は組織と会員を守る為のものだから学びます。
(T会長 私は、安藤仁介先生に「会則は縛るものではなく、自由で楽しむ為にある」。
    「柔軟さが必要」との言葉を頂いた事があります。
(PL)   2017年にITCが解散し、ITC-Jが誕生した時、K様は2期にわたり議会法規役員を
務められこの組織の継続に尽力されました。その時の様子をお聞かせください。
(K様)  1981年世界の会員数は2万5千人以上。1982−1983年、ひろしまクラブと
名城クラブが創設されたのは、組織の上り調子の時でした。その後ITCは解散
  しなければ存続できないほど会員数が減少したのです。
    * 役を受けて学んだこと    
(PL)  ITC-Jの学びがどのように役立ったかをお話しください。
(K様) 夫の仕事の手伝いで多忙の中でも「妻でもなく母でもなく個人として」ITC-J活動に参加し
自分とは違う考え方を持つ会員に魅力を感じ、心のバランスもとる事が出来た。
(T会長) 価値観の違いは良いこと。同じ考えではなく押し付けでもなく、自分で見つける
     ことが人間の幅を広げます。
    * これからのITC-Jの展望は?
(PL)  ITC-Jでは高齢化が進み将来の展望が見えません。どのように捉えていらっしゃいますか 
(K様)
ITC-J組織の名刺を5種類作成し常に携帯している。増員とクラブ増設は分けて考えている。

安芸クラブの「再生の歩み」は具体的に6〜20人の目標を決めてオープン例会を
されている。見習いたい事例です。
(T会長  カウンスル4の増設委員長の時、実践力、諦めない心を持って説明会に行ったことがある。 
     一人一人が魅力を発揮しないと、一緒に学びたいとは思ってもらえないと思う。 
    * ディスカッションより
会員)  新しいことを決めたい時、なかなか前に進めない時にはどうすればよいでしょうか。 
(K様) 会長時代の好きな言葉は「超訳 ニーチェの言葉」の中にある。「いつかは終わるのだから。 
全力で向かって行こう。時間は限られているのだから、チャンスはいつも今だ」途中入会は
同時期に2人以上が、お互いに励まし合えるから良いと思う。
     今、若い人の価値観が変化している。30〜40代に家庭・仕事・社会等について聞きたい。
(会員) 3人で入会し、共にマニュアルを勉強した。仲間の大切さを感じている。 
(会員) 一人で入会すると「聞くことが分からない、聞いても理解できない」等、会員増強は 
具体的にできない難しさがある。このままではいけないと思う。
(会員) 本音を言えることが魅力。10年目位にやっと追いつき楽しくなった。今の若い方の思いを、
     聞いてみたいと思う。
(PL) 本日は、皆様の心に火が付いたようです。K様、有意義な内容のご講演有難うございました。
 プログラム記録より抜粋

 次回例会 2022年12月15日 (木) 広島アンデルセン5F 12:00〜     

今月の例会