第41期 ひろしまクラブ 12月例会 (12月14日)
 
 
 インスピレーション
  危機の時ほど、国家のデザインが必要となる。この暴力的な時代をどう生き抜くのか。
  日本は今、国家として、尊厳ある国づくりが求められているのです。 仙崎彰容  -M.M- 

 プログラム
テーマ  「社会を考える」
プログラム   講 演
演 題  「高齢化社会のリスクに備える」
 ~法的知識で身を守りましょう~        資料2部
講 師  広島弁護士会呉地区会長  西田 小百合先生 広大法学部卒
   呉市初の女性弁護士として登録

ヒペリカム ガーベラ パールブルー 
スターチス
 ニオイヒバ
講師西田様 講 演
13名のお客様が
 来てくださいました。

サンタのお菓子は
 儀典委員セレクトです

ランチのケールは   
 クセのない柔らかい
 野菜でした。

  講演の内容 (資料より抜粋)  
*我が国の高齢化の現状→総人口に占める割合 :29.1% ~総務省統計局HPより~ (2021年9月15日現在)
*高齢者が直面するリスク →認知症、病気の後遺症等により物事の判断能力が低下(財産管理、有効な意思決定ができない)
*高齢者に必要な契約→「措置」から「契約」へ (介護保険法) ⇒法定後見制度(単なる財産保護から生活支援へ)
*法定後見制度 3類型 ・後見 ・補佐 ・補助 2
*成年後見人等の役割・仕事→ ・身上保護 ・財産管理 ・裁判所への報告 
*法定後見→判断能力低下、親族等の申し立てにより開始(誰を後見人等にするかは裁判所が決める)
  任意後見→判断能力があるうちに自分で契約する(援助を誰に頼むか、援助を依頼する内容を決めておくことができる)
*高齢者虐待防止法とは?→虐待を受けた高齢者に対する保護のための措置・養護者に対する支援のための措置等を定める
  ことにより 高齢者の権利利益の擁護に資すること
*高齢者虐待防止上の義務 ~通報(努力)義務~(第七条)
      ◎個人でリスクに備える(任意後見 相続・遺言)→ご準備はお早めに!
       地域でリスクに備える(高齢者虐待防止法)  →制度を皆で知ろう!       
 感想 ・身近な問題でありながら知らなかった、分からなかった色々な制度を知る良い機会となった。
・高齢者だけの問題ではなく、将来的に家族を巻き込むことなので、判断能力のあるうちに家族と話し合い、自分の
  意思を伝えておく必要性を強く感じた。(家族からは、言い出しにくい問題だと思う)
・今回のテーマが家族と話し合うきっかけになると良いと思う。!! 

     クロージングソート   「しあわせのうた」  木下龍太郎作
 東に住む人は しあわせ 生まれたばかりの太陽を 一番先に見つけることができるから
 北に住む人は しあわせ 春を迎える喜びを 誰よりつよく 感じることができるから
 南に住む人は しあわせ いつでも花の首かざり 愛する人に ささげることができるから
 西に住む人は しあわせ いつも終わりに太陽を あしたの空へ 見送ることができるから
 生きていることは しあわせ 悲しい時もあるけれど 未来をいつも 夢見ることができるから