第40期(2022〜2023)
 今期テーマ :  「故きを温ねて 新しきを知る」
 例会テーマ :  「40周年を迎えて」
インスピレーション -R.S-
「他人の能力を活用できる人は最高に豊かな人間です。多くの人、友達の仕事から   
利点を引き出す方法を知っている人は、最高に豊かな人間です。」 
 -エマソン-

 講 師  ビジネス  会 長  プログラムリーダー
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 プログラム      講演:「広島の映像文化の歴史」 蔵本健太郎 様   
リーダー挨拶 プログラムは、今期会長テーマに沿って「広島の映像文化の歴史を学ぶ」ため
  (株)序破急・八丁座支配人蔵本健太郎様に、ご講演をお願いいたしました。蔵本様は三代に渡り、
  広島の映像文化に携わって来ておられます。2019年、二代目でもある、お母様の蔵本順子様に
  ご講演頂いた時も、プログラムリーダーをさせて頂いたという、ご縁もあり映画ファンの一人として
  今回の、ご講演を楽しみにしておりました。(蔵本様のご紹介とプログラム進行の説明) PL:-K.I-
  講演 
  幼少期より、映画は特別のものではなく、生活の一部であり、仕事として考えた事はなかったが、
  社会人となり、色々な体験を積み重ねる中にも映画は生活の中にあり、映像文化継承への思いが
  徐々に強くなった様に思います。 (以下、講演内容 要約)
 1900年代の後半には多くの映画館があった。タカノ橋サロンシネマは革張りシートが特徴であり
  シート前部には、カウンターテーブルが設置されていた。(蔵本様のおじい様は支配人として貢献)
  シネマパーラには、庭園に池があり魚も泳いでいた。(優雅な文化と癒しの空間であった)
 現在、郊外型映画館が増える中、街中の映画館をなくしてはならないと、地元百貨店の8階に
  2010年、八丁座を開業。
 八丁座の大きな特徴は、劇場用オリジナルシート(家具メーカーマルニ木工が1年をかけて開発)
  「映画のベストポジションは映画館」であり、非日常の空間の主役は座席だと思っている。
 映画は、総合芸術であり映画館の魅力は大きい。色々な見方、聞き方があり何か得るものがある。
* 比較的、入館料も安価で、手軽に非日常に入れるセレクトショップは間違っていなかった。
* 1年間に300本位の映画を従業員と観賞し、話し合いながら上映する映画を選んでいる。
* 街中の映画館は終わったと言われていたが継承できていると確信している。
 映画館は、色々な人が集い、映画の前では平等に受け入れてくれるところ。 
  贅沢な自分の時間を楽しんで欲しと思う。
  テーブルワーク(10分)
  今回のプログラムにあたり、映画鑑賞の課題が出されていた。
  映画タイトル:すずめの戸締り(アニメ) ・とべない風船 ・ラーゲジより愛をこめて ・嘘八百   
* 感想を話し合い、各テーブルのまとめを発表した。
* 講師の蔵本様への質疑応答もあった
  プログラムの感想
  戦後、焼け野原の中から劇場を守り、今日の様に地域の文化の拠点として発展させて来られるには
  色々なご苦労の歴史があったのだと思いました。これから更に映画上映のみでなく、多様性のある
  映画館という方向性は興味深いと思いました。今月の目的にあったお話でした。  P委員長-T.M-

 次回例会 2023年2月16日 (木) 12:00〜15:30 広島アンデルセン5F    

今月の例会